2012年08月29日
セキショウ国際女子オープン2012⑤
本戦1回戦(2日目)
ビックリ!? 第1シード敗退
第1シードの奈良と予選勝ち上がりの美濃越との対決は、共に現在20歳の戦いとなった。美濃越は予選からの好調をキープして伸びのあるボールで攻撃。一方、奈良は初戦のため、うまくリズムに乗ることができず、美濃越の攻撃に対処することができずミスを連発、第1セットを落とす。第2セットは、奈良が徐々に調子を取り戻し、美濃越の攻めを封じ、セットオールとする。ファイナルセットに入り、奈良はそのまま押し切ると思われたが、美濃越が攻撃の手を休めずに攻め続けて、相手のミスを連発させて金星を上げた。奈良は反撃を試みたが、フォアハンドのミスが響き、苦い敗戦となった。
奈良の敗因は、通常上位のパワーがある選手と対戦することが多く、守勢にまわることが多いため返球する時にラケット面が若干上を向くようになる。今日は、その状態で攻撃してバックアウトのミスを重ねたと思われる。美濃越は、ランキング159位の奈良に勝ったことにより自信をつけたことでしょう。さらなる飛躍を期待したい。
そのほか、予選勝ち上がりの山外は、元全日本チャンピオンの高雄に完勝。相変わらず好調をキープしている。今回好調の田中もイギリスのメラニーの強打を封じて勝利。
若手の鮎川、布目、菅村は、第1セットに接戦するも未だ力不足で、本戦での勝利の夢は消えた。この経験を次にどのように生かすのか、本人およびコーチの手腕にかかっています。
日本テニス協会
森 清吉
ビックリ!? 第1シード敗退
第1シードの奈良と予選勝ち上がりの美濃越との対決は、共に現在20歳の戦いとなった。美濃越は予選からの好調をキープして伸びのあるボールで攻撃。一方、奈良は初戦のため、うまくリズムに乗ることができず、美濃越の攻撃に対処することができずミスを連発、第1セットを落とす。第2セットは、奈良が徐々に調子を取り戻し、美濃越の攻めを封じ、セットオールとする。ファイナルセットに入り、奈良はそのまま押し切ると思われたが、美濃越が攻撃の手を休めずに攻め続けて、相手のミスを連発させて金星を上げた。奈良は反撃を試みたが、フォアハンドのミスが響き、苦い敗戦となった。
奈良の敗因は、通常上位のパワーがある選手と対戦することが多く、守勢にまわることが多いため返球する時にラケット面が若干上を向くようになる。今日は、その状態で攻撃してバックアウトのミスを重ねたと思われる。美濃越は、ランキング159位の奈良に勝ったことにより自信をつけたことでしょう。さらなる飛躍を期待したい。
そのほか、予選勝ち上がりの山外は、元全日本チャンピオンの高雄に完勝。相変わらず好調をキープしている。今回好調の田中もイギリスのメラニーの強打を封じて勝利。
若手の鮎川、布目、菅村は、第1セットに接戦するも未だ力不足で、本戦での勝利の夢は消えた。この経験を次にどのように生かすのか、本人およびコーチの手腕にかかっています。
日本テニス協会
森 清吉