PR

本広告は、一定期間更新の無いブログにのみ表示されます。
ブログ更新が行われると本広告は非表示となります。

  

Posted by つくばちゃんねるブログ at

2013年08月31日

セキショウ国際女子オープンテニストーナメント2013 ⑧

 ダブルスの決勝戦は地力に優るチャン/シュウ組が終止圧倒、ダブルスでは自信を持ってプレーするチャンにつられ、シュウも伸び伸びとプレーをして優勝しました。チャンは3度目の優勝となります。

シングルス準決勝、日比野対加藤
 日比野は出だしからスピード、コントロールもあるショットを連発、一方的に攻め6-0で取る。加藤は疲労が取れていないのか、日頃の動きもなく、凡ミス繰り返しリズムを作る事が出来なかった。
 第2セットに入ってから、加藤はところどころで持ち味を出したが、勝負所でミスが出て日比野に敗れた。今日の日比野は良い面と悪い面が出た一戦でした。

エリッチ対瀬間
 第1セットは、瀬間のプレーに力が入り過ぎ、エリッチの癖球にミスを重ね取られる。
 第2セットに入りペースを変えた瀬間は、ペースを取り戻し第2セットを取る。
 ファイナルセットは終止リードされたが、3-4からの8ゲーム目、ピンチの連続だったが、相手の攻撃を防ぎ4オールとなる。次のサーブ全部ファーストサーブが入り5-4とリードする。ここでエリッチが右腕の故障でメディカルタイムアウトを取り、ペースを崩しにかかるが、瀬間は集中力を切らさず相手のミスを誘い勝利に結びつけた。

最後に、
 日比野対瀬間。どちらが勝っても初優勝です。
日比野は決勝まで順調に勝ち進みました。決勝戦は初めての進出。決勝戦は今までと違い独特の雰囲気があります。本来のバランスの良い伸び伸びしたプレーが出来れば優勝するチャンスは十分あるでしょう。
 瀬間は準々決勝、準決勝とファイナルセットまで持ち込まれ勝ち抜いての決勝進出。瀬間は試合経験も豊富なので、若手で伸び盛りの日比野のプレーに対し、どの様なプレーで対応するのか?強打の応酬となるので楽しみな一戦です。

                         公益財団法人 日本テニス協会
                                   森 清吉
  


Posted by challenge_open at 19:16Comments(0)☆注目選手☆試合のみどころ

2013年08月30日

セキショウ国際女子オープンテニストーナメント2013 ⑦

澤柳対日比野
 澤柳は、昨日危惧した通りになってしまいました。今日は左足のテーピングは巻いていなかった。少しは回復したのか期待したが、疲労の度合いが酷く日頃の溌剌したプレーを発揮する事が出来なかった。
 いつもは、自分のヒッティングポイントでボールを打っていたが、故障の影響で打つ時に溜めが無く、早く打つため、ボールに威力が無くコースも読まれ、ミスも早くなってしまった。本来の体調で対戦すれば、この様な簡単な内容にはならなかったでしょう。
 大会では、1回戦から決勝まで5試合を要するので、その分の体力は必要です。
 技術、精神は勿論ですが体力の強化に努めてもらいたいものです。

「心・技・体」
 日比野は今日で3試合目。体力的にも1・2回戦を無難に勝ち進んでいたのでスタミナは十分。日比野はバランスが良いので無理がありません。フォワ、バック共に欠点が無く、攻撃も出来るし、チャンスとなればネットにでる積極性も有ります。気になった点は、サービスでのスイングスピードが無かったが、最終ゲームでの2本のサーブスを見ると心配する事は有りません。フォームも良いので気持ちの問題でしょう。すべての点でバランスが良いので期待が持てる選手です。より一層の努力でレベルアップを計って下さい。

ハン対瀬間
 瀬間は、昨日の予想通りのプレーで第1セット6-1、第2セット5-2とリードする。勝ちが見えたところでミスをしないようスピードを落とした為、ハンの攻撃を許し5-7で取られる。
 今日は温度が高いため、ヒートルールが適用10分間の休憩を生かした。瀬間は本来の調子を取り戻し、相手の勢いを止めファイナルは6-1で取り準決勝に進出。リードしてもちょっとした油断からピンチを迎えた一戦であった。

ヨャン対加藤
 加藤は今日で5試合目。昨日はフルセットの接戦で勝利したが、今日も中国選手との対戦。昨日と同じ様なプレースタイルなので、同じ戦法が通じるかどうか?
 第一セットの出だしは相手の強打で2-0とリードされるが、加藤は序々に相手のペースを崩しミスを誘い、第1セットを6-3で取る。第2セットに入っても、加藤は相手の攻撃を、緩急を旨みに使い、相手の反撃を許さずストレートで勝利した。加藤の勝利に対する執念と図太さが見られた戦いであった。ギャラリーも加藤のプレーに拍手を送っていた。

いよいよ準決勝です。

日比野対加藤
 18才同志の対決です。ここまで苦戦をせずに勝ち上がった日比野に対し、加藤は6試合目。日比野はダブルスも出場していて7試合目。シングルスの運動量とダブルスの運動量とは格段の差があります。
 加藤はどこまでの疲労回復が取れているのでしょうか?日比野はバランスが良く高い打点からの攻撃でチャンスを生かせるか?
 加藤は連日中国選手の攻撃に対し、すばらしいカバーリングで勝利を得ている。個性的な加藤と、オーソドックスな日比野の戦いはどちらが勝利を得るでしょうか? 楽しみな一戦です。

ドロテヤ対瀬間
 唯一シードをキープしている瀬間。今日は油断から第2セットを失いました。昨日の一戦は、この様な事は無いでしょう。ドロテヤは左利きのサーブとバックの強打が持ち味。フォワハンドはトップスピンで打つが、スピードが無いので瀬間は対処しやすいでしょう。緩急を付けてペースを崩し、最後のポイントまで集中し、プレーが出来れば勝利は間違いないと思います。


ダブルス決勝
リー/宮崎 対 チャン/シュウ
 第1シード組に勝った、リー/宮崎組と、第2シードのチャン/シュウ組が優勝を賭けて戦います。
 チャンはパートナーは異なりますが、2008年と2011年に優勝しているダブルスが得意な選手です。今年もパートナーのシュウを上手に導き、3回目の優勝を目指します。
 一方、リー/宮崎組は初めての決勝進出、二人とも派手さはありませんが、基本に忠実なプレーをしっかりしており、ダブルスの参考になるのではないでしょうか?
 実力的には、チャン組が優勢ですがダブルスは一つの流れにより大勢が変わりますので、最後まで勝敗はわかりません。

                         公益財団法人 日本テニス協会
                                   森 清吉

  


Posted by challenge_open at 20:06Comments(0)☆注目選手☆試合のみどころ

2013年08月29日

セキショウ国際女子オープンテニストーナメント2013 ⑥

 ベスト8を賭けた2回戦。

 若手対決。昨日は第1シードを破った澤柳、地元ワイルドカード対戦で勝利した古川の一戦。澤柳の左足には予選2回と、昨日の激闘の影響か、テーピングが巻かれていた。心配をしたが、実力と実績に優る澤柳が古川の挑戦を退けてベスト8に進出。古川もこの所テニスの質が向上していたが、歯がたたなかった。
 第2シードの瀬間は、インカレ3連覇の桑田との対戦。桑田のサーブが思いの他悪く、ラリーでも早目にミスを重ね、ペースが掴めず敗退。本人としては不満が残る試合だったでしょう。今後の奮起を望みたい。瀬間は徐々に調子を上げているようである。
 日比野対牟田口。オールラウンドプレーをする日比野に対して牟田口は、試合にはなったが、いつもより動きが悪く、第2セットは接戦に持ち込んだが力が尽きて敗退。
 岡田上は全日本チャンピオンの高雄に勝った勢いで、第4シードの波形に勝ったドロテヤ(セルビア)との対戦。ドロテヤのサウスポーからのサーブと高い打点からのバックハンドの強打に対処出来ずに完敗した。
 加藤対リュウ。加藤は、体格は劣るものの、持ち前のフットワークの良さを生かし、多彩なショット、緩急を上手く使い、リョウの強打に対抗。最後はリョウに単調な攻撃をさせ、ミスを誘い勝利を得た。この暑さの中で最後まで戦意が衰えないガッツあるプレーに対し賞賛したい。
 明日は5試合目となるので、かなり体力を消耗し、疲労があるでしょうが、ガッツ(気力・根性)で乗り切ってすばらしいプレーを見せてもらいたい。
 田中(真)は善戦をするも、もう一歩のところでミスが出て負けた。これからは「この一球」「この一本」という大事なポイントでのショットを研いてもらいたい。

 明日は準々決勝。

 澤柳対日比野、18才同年令の試合は、今後の日本女子の代表を競うライバル対決。
 5戦目になる澤柳は左足の故障の状態が心配になります。楽に勝ち進んできた日比野が優位ですが、どの様な内容のある質の高いプレーを楽しみたい一戦です。
 実力を発揮中の瀬間は、田中(真)を下した予選から勝ち上がりのハン(韓国)との対戦。
 左利きの相手にどの様な戦法を取るのでしょうか?瀬間の緩急を付けた配球に対し、ハンは強打で対抗するも、要所要所での瀬間の強気なショットが勝利を得るのではないでしょうか?
 本日は、日本フェデレーションカップ代表監督である 吉田 友佳さんが試合を観戦(若手選手の視察)にいらっしゃいました。

                         公益財団法人 日本テニス協会
                                   森 清吉
  


Posted by challenge_open at 19:17Comments(0)☆注目選手☆試合のみどころ

2013年08月28日

セキショウ国際女子オープンテニストーナメント2013 ⑤

 本戦2日目。
 今日も波乱の連続でした。第1シードのサンダース、第6シードの江口、第8シードの今西と相次いで敗退。昨日からシード選手で1回戦を勝ったのは、第2シードの瀬間、第7シードの田中真梨の2人だけでした。

 第1シードのサンダースは予選勝ち上がりの澤柳と対戦。両者グランドストロークの強打で応酬するも、予選で2試合勝っている澤柳はコート環境にも慣れている分コートカバーリングも良く、相手の強打を封じミスを誘い金星を上げた。勝利の一因はグランドストロークの安定性であった。第2シードの瀬間は打ち合いで緩急を付けて相手バックハンドのミスを誘い、危なげなく勝った。

 美濃越対加藤の対戦は、加藤のペースに付いて行けず普段のシャープなプレーを発揮することが出来ず、加藤に屈してしまった。大前、今西ともに外国選手との対戦であったが、相手の攻撃に対処することが出来ず敗退。江口は予選上がりの牟田口に強打で対抗したが、牟田口のフットワークの良さと粘りにミスを重ね、敗れた。昨年の全日本チャンピオンの高雄は今一つ調子が出ず、岡田上との打ち合いに敗れてしまった。

 第1シードを破った澤柳とワイルドカードで1回戦を勝った地元の古川(筑波大学)との同年代対決。古川は澤柳の安定したグランドストロークに対して、どこまで耐えられるのか?第2シードの瀬間は桑田と対戦。打ち合いが予想されるが、どちらが先手を取るかが勝利の鍵を握るでしょう。日比野は1回戦ユー(韓国)に楽勝しているが、シードの江口を破った牟田口と対戦となった。牟田口は予選から4試合目となるので、かなり疲労があると思われるが、持ち前の粘りとガッツで対抗熱戦を期待したい。

             公益財団法人 日本テニス協会  
                       森 清吉 
  


Posted by challenge_open at 20:24Comments(0)☆試合のみどころ

2013年08月27日

セキショウ国際女子オープンテニストーナメント2013 ④

 本戦が開始されました。
 昨年も1回戦で第1シードの奈良が美濃越に負け、第4、第5シードの外国選手が敗退。
 今年も、第3シードの穂積と第4シードの波形が相次いで1回戦で早くも敗退。
 穂積は、攻撃しチャンスを作るが大事なポイントでミスを重ね、相手に流れを渡してしまった。ラリーでも、もう少し辛抱すれば反撃する事が出来たところを、打ち急ぎによりミスが出て負けてしまいました。
 波形は、自分のテニスを見失っていると思われる。今までは相手が攻撃してきても、余裕を持って返球していたが、今日は早く反撃しなければと思ったのか、無理な攻撃で力が入り過ぎて、ミスを連発し敗退した。
 ワイルドカード対決の桑田対森崎の一戦は昨年も1回戦で対戦。
 森崎は内容的にはゲームポイントを取るところまで行くが、あと1本が取れずに負けた。森崎は、この1本をどの様に取るかを勉強してもらいたい。
 桑田は昨年2回戦で敗退しているので、今年は2回戦の壁を越えてもらいたい。順当に行けば2回戦で第2シードの瀬間との対戦となるのでどの様なプレーをするか楽しみである。
 地元対決の古川対西田は、大学生の古川が一日の長で第1セットの接戦を制し、そのまま押し切って勝った。
 明日は、第1シードのサンダース(オーストラリア)に予選を勝ち上がった澤柳が挑戦。
 澤柳は予選でコートにも慣れ、グランドストロークも安定しております。サンダースとの打ち合いに耐えて積極的なプレーを展開、活路を見つけ勝利に結び付けてもらいたい。
 第2シードの瀬間はアメリカ帰りなのでコンディションがどうでしょうか?この辺で優勝し、ランキングを上げるチャンスではないでしょうか?
 その他では、人気NO.1の美濃越対個性的なプレーの加藤の対戦に興味があります。

                  公益財団法人 日本テニス協会
                         森 清吉
  


Posted by challenge_open at 20:17Comments(0)☆注目選手

2013年08月26日

セキショウ国際女子オープンテニストーナメント2013 ③

 本戦出場を目指し、予選最終ラウンドが行われました。8選手が本戦に上がりますが、激戦が繰り広げられました。特に注目の一戦は、昨年の全日本テニス選手権決勝の再現となりましたが、高雄が昨年のセキショウオープン優勝者の山外を再び下し、本戦出場権を獲得。若手の澤柳(18)、加藤(18)、牟田口(19)も本戦への初出場を果たしました。その他の日本人選手の宮村、二宮、米村、宮崎は接戦の末に外国人選手に敗退しました。

 明日から本戦が始まりますが、第3シードの穂積、第4シードの波形、第8シードの今西は外国人選手との対戦。第7シードの田中真梨は田中優季の同姓日本人選手同士の対決。シード選手の実力を発揮し、勝利するのが楽しみです。ワイルドカードの出場選手の4人はそれぞれワイルドカード同士の対決となりました。地元の大学生の古川(筑波大学)と高校生の西田(東洋大学附属牛久高校)の同高校の先輩後輩対決。もう一つは、ユニバーシアードで活躍した桑田と地元茨城出身で期待の森崎(富士見丘高校)の対戦。インカレ3連覇に対し、個性豊かなプレーをする森崎がどのようなプレーをするのか楽しみです。

                  公益財団法人 日本テニス協会
                            森 清吉
  


Posted by challenge_open at 23:51Comments(0)☆注目選手☆試合のみどころ

2013年08月25日

セキショウ国際女子オープンテニストーナメント2013 ②

 いよいよ予選が始まりましたが昨年よりはレベルが高いです。
 今日は、ブロックシードの上位選手が順調に勝ち上がりましたが、第3シードのブリヂストンで優勝し、3年前に本大会で準優勝した秋田が米村(明)に1-6 3-6で完敗した。
 ワイルドカード出場の地元の押野(つくば国際大東風高校)は、リー(中華台北)に熱戦を展開したが3-6 6-7(5)で借敗した。
 もう一人のジュニアの橘(日大東北高校)は、昨年の全日本チャンピオン高雄に第1セット早いテンポに付いていけず1-6、第2セットに入ってからリズムを取り戻し6-3で取る。ファイナルセットの出だしのチャンスを生かせず1-6で敗退。
 全日本チャンピオンに対し、ファイナルセットまで持ち込んだので、負けはしたが、自信を持って良いでしょう。この二人共、この経験を生かし、さらなる飛躍を期待したいものです。
 明日は本戦を賭けて厳しい戦いが予想されます。

                               公益財団法人 日本テニス協会
                                          森 清吉
  


Posted by challenge_open at 18:17Comments(0)☆おしらせ

2013年08月23日

セキショウ国際女子オープンテニストーナメント2013 ①



 テニス愛好者の皆様、また「セキショウ国際女子オープンテニストーナメント2013」が開催されます。
 昨年は若手の活躍が目立ち、決勝戦は山外VS尾崎の決勝戦となり、山外が初優勝をしました。今年はどの様な戦いが繰り広げられるでしょうか?

 本戦には、24人中17人の日本人選手が決定しました。実力者の瀬間姉妹、進境著しい穂積、全米オープンにも出場した事もあるベテラン波形、今年のユニバーシアード大会で活躍しWCで出場の桑田と、多士済々です。

 予選には昨年優勝した山外が今年も予選からの出場(本来なら本戦出場していなければ)で予選を勝ち抜き連覇を目指してもらいたいものです。その他出場選手にはベテラン・若手と本戦を目指し熱戦を期待出来そうです。その中でも、ブリヂストンオープンで優勝した秋田が昨年の山外と同じ様な活躍が出来るかも一つの楽しみです。後は、地元からのWCで出場の高校生・大学生 等がどこまで戦えるかも一つの見所だと思います。

 予選は日曜日から始まりますので、日曜日から次の日の見所をコラムしますのでお楽しみくださいませ。是非、選手のプレーを会場に来てご観戦ください。よろしくお願いいたします。

                                       公益財団法人 日本テニス協会
                                                 森 清吉

※8月20日時点でのエントリー選手より

  


Posted by challenge_open at 11:04Comments(0)☆注目選手